ペン立ての中で探し物が増えたので、横置きペントレーに替えて書き出しの迷いを減らした
写真: Nubelson Fernandes ( Unsplash )

ペン立ての中で探し物が増えたので、横置きペントレーに替えて書き出しの迷いを減らした

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目次
  1. この記事でわかること
  2. 最初の失敗は、種類の違うペンを1本ずつ見分ける前提にしたこと
  3. 引き出しへ逃がしたら片づいたが、今度は筆記の着手が遅くなった
  4. 修正は、立てる収納ではなく見えて選べる横置きにしたこと
  5. 変化が出たのは、書く前の迷いより戻し方が固定されたことだった
  6. ペンの問題に見えて、実際は着手前の小さな判断を減らす話だった
  7. まとめ

机の上を整えようとして、私は長く「筆記具は全部ペン立てへ入れる」が正解だと思っていました。見た目はすっきりしますし、面積も取りません。ところが実際の作業では、メモを書きたい瞬間に黒ペンを探し、チェックしたい場面で細い赤ペンを探し、使い終わったら今度は適当に戻してしまう。その小さな迷いが、思ったより作業の切れ目を増やしていました。

今回は、ペン立て運用で何が失敗だったのか、そして横置きのペントレーへ変えて何が落ち着いたのかを、かなり狭いテーマに絞って書きます。文房具を増やした話ではなく、書き出し前の手の動きをどう単純にしたか、という比較です。

この記事でわかること

  • ペン立てが合わなかった原因を、見た目ではなく動作の面から整理できる
  • 「しまう」と「すぐ使う」の中間として、横置きトレーが機能した理由がわかる
  • ペンの本数や置き位置を増やしすぎず、日常運用を軽くする考え方をつかめる

最初の失敗は、種類の違うペンを1本ずつ見分ける前提にしたこと

問題だったのは、筆記具の数そのものより、立てた状態で先端も太さも見えにくかったことでした。ペン立ての中では、よく使う黒ゲルインクと油性ボールペンがほぼ同じ見え方になります。私は会議メモでは黒、チェックでは赤、荷物のラベルでは油性、と使い分けていたので、毎回「どれだっけ」と一瞬止まっていました。

しかも、使ったあとに戻す位置が固定されないので、前日は手前にあったペンが翌日には奥へ沈んでいることもあります。整理されているようで、実際は検索のたびに手探りが発生していたわけです。机の景色としては整っていても、書き始める直前の判断が増えていたのは見落としていました。

さらに困ったのは、短いペンや細いマーカーが埋もれることでした。長さの違うものを同じ筒へ入れる運用は、省スペースでも取り出しの精度が安定しません。特に急いで電話しながらメモを取るとき、この「一瞬の探し」が意外と邪魔でした。

引き出しへ逃がしたら片づいたが、今度は筆記の着手が遅くなった

ペン立てが合わないなら、いっそ机上からなくせばいいと思い、次は引き出しの中へまとめました。視界はかなり整いますし、掃除もしやすくなります。見た目だけなら、こちらのほうが正解に見えました。

ただ、作業の途中でちょこちょこ書く人には、引き出し収納は少し相性が分かれます。私の場合、タスクを書き足す、見出しに丸を付ける、荷物の受け取りでサインする、といった短い筆記が一日に何度もあります。そのたびに引き出しを引いて、目的のペンを選んで、また戻す。動作としては大きくなくても、頭の流れが細かく切れてしまいました。

机上を空けることを優先しすぎて、「すぐ書ける」状態まで一緒に片づけてしまったのが失敗だったと思います。整頓の方向は間違っていなくても、日中の使用頻度に対して収納が深すぎました。使わない物をしまうのと、何度も触る物を隠すのは、似ているようで別でした。

修正は、立てる収納ではなく見えて選べる横置きにしたこと

そこで試したのが、机の利き手と反対側に浅いペントレーを置く方法です。私が使ったのは無印良品のアクリルペントレーでした。細い区切りがなくても、横に並べるだけで種類の違いが見えやすく、探すより先に選べる感覚がありました。

置いたのはキーボードのすぐ前ではなく、左前寄りの位置です。常用は黒ペン、赤ペン、油性ペン、シャープペンの4本だけに絞り、使い終わったら同じ向きで戻すようにしました。ここで効いたのは収納量ではなく、視認性でした。立てる収納では胴軸の色で見分けていたものが、横置きにすると長さやクリップ形状でも判断できるようになります。

また、トレーが浅いので「増やしすぎるとすぐ窮屈になる」のも逆によかった点です。入るだけ入れる運用になりにくく、常用だけを机上に残す線引きが保ちやすくなりました。一方で、消しゴムや替芯まで同居させると散らかりやすいので、筆記具以外は別の場所に置いたほうが落ち着きました。全部を一か所へまとめるより、役割ごとに軽く分けたほうが私には扱いやすかったです。

変化が出たのは、書く前の迷いより戻し方が固定されたことだった

実際に使い始めてから感じたのは、取り出しやすさ以上に「戻しやすさ」が整ったことでした。ペン立てのときは空いているところへ差し込むだけだったので、毎回配置が変わります。引き出し収納では戻せても、その場でまた見えなくなる。横置きトレーにしてからは、使い終わったらだいたい同じ並びへ戻すようになり、次に使うときの予測が外れにくくなりました。

この違いは、筆記具を頻繁に持ち替える作業で効きます。たとえば紙のメモに黒で書き、赤で印を付け、最後にシャープペンで補足するような場面では、探す回数より「前回どこへ戻したか思い出す回数」が減るほうが大きかったです。机上の整理というより、動作の再現性が上がった感覚に近いです。

もちろん、横置きには弱点もあります。机面に出るので、見た目を最優先したい人には少し生活感が出ますし、置き場所が近すぎるとノートを広げたときに干渉します。私は最初、手前に寄せすぎて紙の端がトレーに当たり、結局置き直しました。だからこそ、筆記具を見せる収納にするなら、中央ではなく作業面から半歩外した位置に置くほうが扱いやすいと思います。

ペンの問題に見えて、実際は着手前の小さな判断を減らす話だった

今回の修正で学んだのは、文房具の収納は「どれだけ入るか」より「迷わず手が伸びるか」で考えたほうが実用的だということでした。私は最初、ペン立ての省スペースさに引かれていましたが、実際の不満は面積不足ではなく、選択と戻し方が毎回ぶれることにありました。

そして、引き出し収納で一度やりすぎたからこそ、机上に少し残す意味も見えました。全部しまえば整うけれど、よく使う物まで遠ざけると、短い作業の着手が鈍くなります。逆に全部出しておくと、今度は視界が落ち着きません。横置きトレーはその中間で、常用だけを見える形で待機させるのに向いていました。

もし同じようにペン立ての中で探し物が増えているなら、買い足しの前に「毎日使うのは何本か」を先に決めるのがおすすめです。そのうえで、立てる必要が本当にあるかを見直すと、意外と小さな修正で改善することがあります。収納を増やすより、選ぶ動作を減らすほうが先だった、というのが今回の実感です。

まとめ

ペン立て運用でつまずいていた原因は、筆記具をまとめていたこと自体ではなく、立てたまま見分けて選ぶ前提にしていたことでした。引き出しへ移す方法は見た目を整えやすい反面、私のように短い筆記を何度も挟む使い方では、着手までの流れが少し重くなりました。

横置きのペントレーへ変えてからは、常用の数を絞ったうえで見える状態にでき、取り出しよりもむしろ戻し方が安定しました。机上の文房具が気になるときは、収納量や片づき具合だけで判断せず、書き始める直前にどんな迷いが起きているかを見ると、直し方が見えやすくなると思います。

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